満月のお話
よくよく考えてみたら月の満ち欠けの仕組みがよくわかっていない人には意味が分かりませんよね・・・。
分かりやすく説明したつもりでしたが、それは月の満ち欠けの仕組みが分かっている人だけにしか通じなかったかもしれません^^;
なので、今回は満月の仕組みを簡単に書いてみようと思います。
単純に説明すると、満月になるのは、「太陽」「地球」「月」が一直線にならんだ時です。
地球は太陽の周りを回っていますから、地球から見ると、地球と太陽は常に一直線ですよね。
そして月は地球の周りを回っていますから、当然「太陽」「地球」「月」が一直線になる時があります、それは2回です。
1回目は
太陽-月-地球
2回目は
太陽-地球-月
です。
1回目に一直線になる時は、太陽の光は地球から見ると月の”裏側”に当たっているので見た目は光っていません、なので月が見えないんです、これを新月及び朔日といいます。
それが旧暦でいう毎月1日で、2日目からは太陽、月、地球が一直線でなくなることで太陽の光がかすかにあたって月が光りをおび、3日目が三日月といいます。
そうやって日にちを追うごとに月が満月に近づき、2回目の一直線になる時に満月となるんです。
その2回目に一直線になる時は、太陽の光は地球から見ると月の”表側”に当たっていて、月の球体の反面全体に光が当たり、満月となるんです。
そうやって月は地球の周りを一周するのですが、その1周する日数が約29,5日なんですね。
「太陽-月-地球」と並んだときは旧暦の1日=朔日=新月(地球から見ると月に光が当たっていないので月がないように見える)
「太陽-地球-月」と並んだときは旧暦の15日~17日の間のどれか=望月=満月(地球から見ると月反面に光が当たっている状態)
で、満月になるのが旧暦でいう15日~17日と不定期なのは前記事で書いたように月が地球を半周する速度が一定ではないので、月が地球を半周する日にちがその都度違ってくるんです。
半周に13,9日の時もあるし、15,5日の時もあるのですが、もう半周して一周するときには約29,5日となるという不思議な現象が起きています・・・。
それにプラスして、旧暦は30日と29日が交互になっているので(現在の暦は30日と31日)満月になる日にちが一定ではないんです。
ということで十五夜が満月ではないというお話を前記事でしました。
まぁこれで月のお話は簡潔です^^
ちなみにコメントに「三日月が好きです」という人もいましたね、コメントの返事は恐縮ながら一律していません^^;
ただ、勝手ながらコメントはドシドシと受け付けていますので^^
私も三日月は大好きです。
三日月を見ると良いことが起きる幸運の月ともいわれていますよね。
意識をしていれば見れますが、意識をしていなければまず拝むことができない月なんですね。
だから私は満月とともに三日月も好きなんです^^
新月(月が光ってないので無い状態)が1日ですからその2日後が3日目の月で三日月です。
三日月が出現しているメインの時間は昼間ですが昼間は光りませんよね。
太陽が沈んでから三日月が光るのですが、その頃にはすでに西の低い位置にいますから、建物や山などがあると、それにさえぎられて、タイミングを合わせても見ることができないこともあります。
だからこそ、昔から三日月をつかさどった兜や象徴があるんでしょうね。
まぁ見かけたらラッキーなことが起きると思っていて間違いないでしょう^^
今夜は満月の夜、いい感じで雲もあり、綺麗な月です、昨日に引き続き、十五夜気分で晩酌します^^
補足
分かりずらくなるので詳しくは書きませんでしたが、月の周期は地球1周約29,5日と書きましたが、実際は29,530589日です。
そしてもう一つ、正確にいうと29,530589日というのは月の平均周期で、実は月々によって地球一周の日数は変わります。
月が地球を一周する実際の日数は29.27日~29.83日の間のどれか不定期で、これは月の複雑な楕円軌道によるものです。
それを平均して29,530589日としているわけです。
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