友達同士のキーさんのお話 「お仕置き編のおまけ」 完
昼食後、しばらくして真面目なキーさんに「こっちにきなさい」と言ったのですが、彼女はそこでお仕置きを察知しイヤイヤと首を振るだけでした。
何回も呼ぶのですが、真面目なキーさんは嫌がるだけでこようとしません、またいたずらっ子キーさんも止めに入り、なかなか言うことを聞かなかったので強制的に腕をつかみ正座させてお説教をしました。
お説教内容は前記事で説明したのと同じですがお説教後に、
「お仕置きを逃れようと友達をも裏切ってしまう子には友達の前でのお仕置きだよ、最も嫌なことだろ、それを受けてもらうからな」
と宣言をし、嫌がる真面目っ子キーさんを膝の上にのせお尻を叩き始めました。
まずは平手でお尻ペンをするのですが、徐々に力をいれていき、最後にはかなり厳しく叩いていきました。
それで終わるはずはなく、その後立たせて低いテーブルの上に手をつかせました。
前かがみになっている姿勢ではケインを取り出しお尻叩きをしました。
そのケインは”ラタンケイン”といってしなりのあるケインなんですね、まぁ王道のケインです。
叩きながらいたずらっ子キーさんを見てみると部屋の隅っこでかたまり小さくなって泣きそうな顔をしています。
で、今回は厳しいお仕置きなので道具のオンパレードです、ケインでしばらく叩いたあと、道具を変えようと他の道具を取ろうとし手にかけたところ、いたずらっ子キーさんがその道具を握り返し私に渡そうとしないんですね。
その道具とは”ラタンケイン”よりも痛みが強い”バンブーケイン”というものなんです。
バンブーとは竹という意味で、竹の一種で作られたケインなんです。
これは竹の素材でシナリがなく硬いのでとても痛いんです、痕も残りやすいので邪道的なケインともいえるでしょう^^;
ところがいたずらっ子キーさんがバンブーケインを抱え込んで離そうとしないものだからとても困りました。
本人は正義感で痛いお仕置きを止めようとしているわけだし悪いこともしていないし怒るわけにもいかない。
力ずくでとったらケインが折れてしまう。
必死に「これは真面目なキーさんのためだから」とか「きちんと反省してもらわないと」とか言うのですが首を振るだけで必死に本気で離そうとしません。
結局押し問答の末、ようやく力ずくで取り返したんですね、そして更にお尻を叩きました。
真面目っ子キーさんはというと今回は友達の前だからなのかすぐに立ち上がり「ごめんなさい、反省できたから」と繰り返します、でもまだ許すわけにはいきません。
真面目っ子キーさんは泣いているしいたずらっ子キーさんもそれを見て泣いているし異様な雰囲気でした^^;
まるで私が弱いものいじめでもしているかのように錯覚してしまいそうな(汗)
しかし私のお仕置きにはちゃんとした理由があり、躾のために、相手の成長のためにしているものなので、泣いたとしてもやめることをしないのが私でもあるんです。
で、バンブーケインでしばらく叩いたあと、最後に登場するのが鞭なんですね。
この鞭は普段は登場しないのですが、とてもとても悪い子だったときにだけ出てくる道具なんです。
いくらとても悪い子といっても初めて会ってすぐに出すようなものではなくしかっりと信頼関係が築けている人だけに使用する道具なんですね。
キーさん達によるとこの鞭が道具の中で一番痛くて嫌な物らしいです、鞭といってもちょっと特殊な鞭なので。
それで鞭をとろうとして探すのですがないんですね。
よく見るといたずらっ子キーさんが私の行動を事前に察知し鞭を抱え込んでいるんです。
いたずらっ子キーさんを怒るわけにもいかないので今回も必死に説得をするのですが、絶対に離そうとしません。
「もう終わりにしてあげて!」と怒った感じで私に訴えてきます。
今までもずっとそのように訴えてきたのですが、今回は迫力も違って道具も離そうとしないんですよね。
本気でお仕置きを阻止しようと思っているんです、しかも泣きながら。
困りました^^;
悪い子が泣くのは全く動じないし泣かせたいくらいなのですが、いい子が私の行動で泣いて訴えてくると動揺してしまう私もいたんですね・・・。
いたずらっ子キーさんにとっては厳しいお仕置きの目撃はとてもショッキングなことでこれは絶対に止めないといけないというような正義感が出てしまったのでしょうか。
とてもとても真剣に訴えていたのでそれが伝わってくるんですね。
私は埒があかないので
「このケインではフルで叩いていないんだよ、その鞭を渡さないのであればこのケインで思いっきり真面目っ子キーさんを叩こうか?そしたら怪我するかもしれないんだよ、いいんだね?」
と脅しをかけることにしました。
結果は何も返答できずにあっさりと渡してくれました、作戦成功です^^
鞭で叩き始めるとしばらくは抵抗していた真面目っ子キーさんも最後の方になると無言になり私も普段より力をいれて鞭を入れました、いたずらっ子キーさんはもうこっちを見ていませんでした。
部屋の中が静まり返っている中、鞭の空気を切る音やお尻にあたった時の音だけが流れとてもとても異空間な状態でした。
そして最後何発かを宣言してお仕置きを終えました。
終わると真面目っ子キーさんは泣き崩れて号泣していました、今までここまでのことはありませんでした。
友達の前ということもありましたが、自分がしてしまったことへの反省がとても強かったんだなと私は感じ取りました。
裏切ってしまった友達の目の前でのお仕置きはとてもとても辛かったんでしょうね。
真面目っ子キーさんを落ち着かせるのにはかなりの時間が必要でした、話もできないくらいでしばらくの間、頭を撫でながら無言状態が続きました。
その間いたずらっ子キーさんも借りてきた猫のように微動だにしていませんでした。
しばらくしてやっと落ち着き、キーさん同士がお互いに謝りました。
まだまだ重い雰囲気で表情も暗いので私が冗談を言ったりして場を和ませ、ようやく笑顔が戻り、そして夜は飲みにいきました^^
そしていつの間にか普段のうるさい二人に戻っており
「こんなんだったらおとなしいままでよかったのに」と苦笑・・・。
今回のことを通じて感じたことはやっぱりお仕置きは1対1が望ましいということです。
二人で同じ悪いことをしたのであれば同じ厳しさでのお仕置きで二人同時はあるのかもしれませんが、そうではない場合、人前でお仕置きはするものではないなって。
自分が普通にお仕置きを受けていて「今日は軽目かな」と思っていることでも、それを目撃した人にとってみたら、痛そうだしとても怖い行為にうつってしまうんですね。
「痛い、ごめんなさい、痛い、ヤダ」なんて言いながら叩かれているのですから、そう思ってしまうのは当たり前のことなのかもしれません。
おふざけや構ってあげている系のお尻ペンなら一方だけしているともう一方は焼餅を焼くでしょうが、本気のお説教付きのお仕置きはダメみたいですね。
特に今回のお仕置きはとっても真剣なお仕置きだったので余計にお仕置きをされてない側は恐怖を感じて固まってしまったのでしょう。
二人を見ていて意外だったのは、心の底ではお仕置きを望んでいるキーさんが二人一緒になると止めに入るという不思議な現象が起きるということでした。
こんなことを二人が続けていたらお仕置きがなくなってしまうのですからね^^;
それが永久的に続いたら、止めに入ったキーさんに対しえt「余計なことしないでよ!」と思ってしまうでしょうね(笑)
キーさんの多くはお仕置きが頻繁にあるととても嫌がるのですが、お仕置きがしばらくないと求めてしまうんですよね、やっぱり愛情表現の一つで甘える手段としてのお尻ペンペンなんでしょう。
叱ることがないと見放されたのかもしれない、呆れられたのかもしれないと不安になる人もいます。
キーさんの叱られたいと思う気持ちは甘えたいという気持ちから来ているものなんでしょう。
でもいつかはこういう愛情を求めることは卒業してほしいんですね、それは若いうちはいいのですが、年齢を重ねると相手がなかなか見つからなくなり、結果お仕置きがないので満たされなくなるからです。
少しずつでいいので将来別方向の愛情で満たされるようになってくれればと思っています。
そうするにはお仕置き欲を満たしすぎるほど満たすことも一つの方法だと思っています、お腹いっぱいになれば欲も薄まるものですからね^^
(注)これは過去のお話ですので現在の対応とは異なる所があります、ちなみに今はスパのパートナーはいませんし募集もしていません。